以前、下田に取材旅行に行って以来妙に下田愛が深まってしまった私です。自分で旅行に行ったらたぶん見逃してただろうなという場所まで案内していただいて今でも「なまこ壁」とかそんなキーワードを聞くとまた行きたいなーと思っています。
今日ご紹介のパンは、そんな下田の街にある平井製菓さんの一番人気という「ハリスさんの牛乳あんパン」です。
パッケージもかわいいし、中のパンも、あんことクリームの絶対的な組み合わせ。あんこと合わせるのは「生クリームでしょ?」という方もそして濃厚なクリームなので「いやいやバターでしょ?」という方も満足できるパンです。
ハリスさんって?平井製菓さんって?
ハリスさんは、タウンゼント・ハリスさん。ハリスさんはアメリカ合衆国の外交官で生涯独身であった初代・駐日総領事さんです。「日米修好通商条約」を日本と結んだハリスさんはペリーさんと同じく幕末の開国に携わった方です。歴史的なことはおいておいて・・・このハリスさんは大の牛乳好きでしたが当時日本では牛乳を飲む文化がまだなく、下田で手に入れて初めて日本で牛乳を飲んだのが下田・・・というわけだそうです。当時15リットルで4万円ほど支払ったとか・・すごい!そんなハリスさんの牛乳好きは、「牛乳の碑」が建てられたほど。昭和23年に下田に創業した平井製菓さんが作ったのがこのハリスさんの牛乳あんぱんです。
ハリスさんの牛乳あんぱんは平井製菓さんの各種あんぱんの中で一番人気。
形はブリオッシュのようなキノコのようなこんな形。
中にさらさらのこしあんとバタークリームに近いソフトバターが。写真で見るとクリームもっといれてーーと思われた方が多いかと思いますが私も実際に見てもそう思いました。
が!
これ先も書きましたがバタークリームにちかい濃厚さがあるのでこれで十分。
フレッシュバターということで、気温によっては溶けやすいそうで、またレンジで少し温めてもおいしいそうですが、私はこのままでいただきました。パンにも牛乳を練りこんであるのでしっとりとしていて、菓子パンにありがちなぱさぱさ感がなくまったりとしたバター感もあり美味しくいただきました。
一つ一つ個別包装されているのもかわいらしく。お土産にもよさそうですね。
賞味期限が3.4日とのことですが、これ・・冷凍したら美味しく食べられる時間もまた長くなるのでは?今度試してみますね。
お取り寄せもできますので気になった方はぜひぜひ♪