パリッ、まったり、しっとり。3層レモンケーキを夏の手土産に

丸い箱を開けると、オレンジと黄色の包みがぱっと目に入りました。お花が並んでいるようで、見ているだけで元気が出る配色です。レモンケーキはここ数年の私のマイブーム。おいしそうなものを見つけるとあちらこちらから取り寄せていますが、御菓子処花岡の「信州檸檬ケーキ」は、見た目だけで終わらない一品でした。
レモンケーキは、子どもの頃から私にとって少し特別なお菓子です。いただき物でもらうとうれしくて、友人の家へ遊びに行く時には、母が手土産として持たせてくれたこともありました。最近は個性の違うレモンケーキがいろいろ登場していて、目移りするほど。この信州檸檬ケーキにも懐かしい姿を思い浮かべていたのですが、切ってみると中に意外なひと層が入っていました。

レモンケーキとレモンチョコレートのコーティング、その間に挟まれたバタークリーム。これが、いちばん伝えたい3層です。今までたくさんのレモンケーキを食べてきましたが、コーティングとケーキの間にクリームが層になっているものは、私の中では初めてでした。もっと早く食べてみたらよかったなあ、と思う。
しっかり冷やしてから食べると、表面のレモンチョコレートがパリッと割れます。続いてバタークリームのまったりした濃厚さ、ケーキのしっとり感。パリッ、まったり、しっとりと、ひと口の中で食感が順番に重なります。爽やかなレモンケーキというだけではなく、クリームが入ることで、ぐっとケーキらしい満足感がありました。

レモンケーキは、生地によっては少しパサっと感じることがあります。こちらは生地そのものがしっとりしていて、そこへクリームのコクが加わるので、物足りなさがありません。冷蔵庫から出したばかりのパリッとした食感も好きで、私はしっかり冷やして食べたい。3つの層を一緒に味わうと、このクリームがいい仕事をしているな、と感じます。
作っているのは、長野県東御市で大正元年に創業した御菓子処花岡です。くるみ菓子で知られるお店ですが、今回私が夢中になったのはレモンの洋菓子でした。丸い箱に7個入りで、ふたを開けた時の鮮やかさは、親しい人への手土産にもよく似合います。別の入り数も用意されているので、次に贈る時は相手の人数に合わせて選ぶつもりです。

ひとつ気をつけたいのは、要冷蔵で、日持ちが発送日から7日間ということ。贈り物にするなら、すぐに渡せて冷蔵保存できる相手へ選びたいところです。箱の形状上、熨斗を付けられないため、改まった贈答よりも気軽なプレゼントや手土産向き。それでも、レモン好きな人にはまた贈りたいと思いました。
どこか懐かしいレモンケーキの姿なのに、食べると3層の組み合わせが新しい。冷やした時の、パリッ、まったり、しっとり。この食感を誰かと分け合いたくなるレモンケーキです。次はどの箱を選ぼうかな、ともう考えています。
商品|信州檸檬ケーキ7個入り
地域|長野県
お店|御菓子処花岡
内容|7個
価格|¥2,387(2026年10月現在)
公式サイト|https://www.okashi-hanaoka.jp/
※内容は変更となる場合があります。お取り寄せの際は、公式サイトで最新情報をご確認ください。






