淹れるところからご自分で「一保堂茶舗 」京都本店でお茶を体験。京都女子旅(07/10)
京都女子旅第7弾は京都といえばお茶、お茶といえば京都…ということで一保堂の本店に行ってきました。ここは1杯目はプロに入れてもらい、そのあとは「淹れるところからご自分で」と言うことで自分で入れることができます。ふだん何気なく飲んでいるお茶、入れ方一つでこんなに違うのかと感動の連続でした。一瞬時が止まったかのような京都時間をお手軽に楽しめるので、日帰り京都旅行でも充分楽しめます!オススメです!ほんとに。
一保堂茶舗 京都本店は「淹れるところからご自分で」体験!これは奥が深い!
京都女子旅レポも二日目になりました。
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「BOOK AND BED TOKYO」京都店で朝ごはんのパンを焼いて食べた後、ぶらぶら歩きながらどっかでバスにでも乗ってとおもったものの・・・結局二日目も歩きまくってます。
先日の「京都祇園四条「朝食 喜心」」でいただいた「いり番茶」を買いたくて「一保堂茶舗 京都本店」へ。まだ朝が早かったので通りも人が少なく、ゆったりと散歩したり、回り道をしたりしながら向かいました。
趣のある通りに面しているのですがその中でもひときわ風情のある建物で朝から再び京都モード「オン」と行ったところです。海外のお客様にも一目見てわかるように「Japanese Tea」のマークというか看板が。
そして「給水スポット」のマークも。これ,
水筒やマイボトルといえばの象印が促進しているサービスだそうで、マイボトルを持っていいけば、お店によってお茶によってお値段は違いますがプロが入れたお茶を入れてもらえるサービスなんだそうです。台湾や中国からの観光客の方はマイボトルをもちあるいている方をよく見るし、せっかく京都だからペットボトルもお手軽だけれどこういうサービスを受けられると散策中も美味しいお茶を楽しめていいなと思いました。日本中に今150箇所あるそうですよ。
店内でまずは試飲させてもらいました。新春限定の大福茶
店内は対面式になっていて、お茶を買うこともはもちろんんですが、実際にお茶の茶葉をみたり、お話を伺ったりしながら選ぶことができます。日本人で「お茶を飲まない」方は少ないと思いますが、お茶の知識となると私もわかっているようでわかっていないし、専門知識となるとお茶を習ったことのない私は特に「?」の部分も多くて。
普段から「好き」「嫌い」で感覚で選んでいる気がします。
試飲させていただいたのは、新年にふさわしい「大福茶」です。「だいふくちゃ」と心の中で読んだ私はなんて食いしん坊なんだろうと思いました。これは「おおぶくちゃ」というお茶で、一保堂さん意外にも新年に発売されるお店があるんだそうです。
「一年邪気を払って新年を迎えましょう」という願いを込められたお茶だそうで、11月15日から1月半ばくらいの間、発売されるそうです。平安時代に疫病に苦しむ民に僧侶がお茶を出したら治ったというお話があり、そのときの村上天皇が元旦にお茶を飲むようになりそれが年賀の行事として「王服茶」と呼ばれいつしか「大福茶」になったのだそうです。
一保堂の「大福茶」は定番の極上玄米茶のさらに上質のものを使っているそうです。年末年始の手土産とかにも良さそうですよね。
「喫茶室 嘉木」でお茶を自分でいれてみましたが。驚きの連続。
喫茶室があったのでそちらへお邪魔してきました。
私は横浜に住んでいるため、中華街の自分で入れる中国茶のカフェもお気に入りでよく友達といくのですがついつい見た目の華やかな花茶とかを選んでしまう、いえでもきっと適当にいれてるので実際に「日本茶を誰かに習った」のはこの歳で恥ずかしい気もしますがこれが初めて。簡易的なのだとは思いますが、こんなに味がちがうの?
OL時代も実家でもお茶をお客様にだしたりしていましたが、もしも茶葉が話すことができたら「本当はもっと美味しいんだけどなあ」と言いそう・・・と思うほどでした。
オススメしてもらうお茶を選んでいざ!
1杯目はプロの手で入れてもらい後は自分で入れて楽しむスタイルなんですけれど、いや・・・同じように入れても全然味が違う!なんて表現していいのかわかりませんが、濃い薄いじゃなくて「旨味成分」的なレベルで違う気がします。出汁の効いた丁寧に作ったお味噌汁と適当に作ったお味噌汁の違いってあるじゃないですか?両方お味噌汁だし、適当に作ったのもご飯に合うけれどでも、やっぱり丁寧に作ったお味噌汁って心の染み渡るというか味が複雑というか・・・。温度なのか蒸らす時間なのか、お湯の入れ方なのか。
以前、コーヒー教室でも、同じように入れても全く味が違うと感じ、おむすびの会では、握る人によってこんなにも違うおむすびが出来上がるのかと感動したり、そしてこの日のお茶。
やっぱり「人」とか「その手間にかける人の思い」なんだろうなーと思いました。
美味しい和菓子もいただいて。かなりの時間をこちらで過ごした気がします。
学生時代の友人が京都生まれ育ちで、お茶にすごくうるさくて、定食屋さんでお茶を飲んでは「美味しい」「美味しくない。温度高すぎやで入れたやろ」なんて文句を言うのを「さすが京都人!すごい!」と思って聞いていました。。彼は確か就職する時も面接のときに出されたお茶の良し悪しを言ったとか…それくらい京都のお茶文化は浸透しているんだなあと思ったり。
OL時代、お客さんで「あんたの入れるお茶美味しいなー」っていつも言ってくれたこととか思い出したり。
蒸らす時間を測るのも砂時計ではなく時計。
砂時計とちがって気づくとすぎちゃったりもしたんだけれど。「時間が流れていく」「普段とは違う時間の流れを過ごしている自分」を感じられてとても良い時間を過ごすことができました。
一保堂って、サイトを見ても分かる通り、老舗なんだけれど、デザインも可愛くて若い方も手に取りやすいデザインのお茶やお手軽なティーパックや水出しもあって、「紅茶やコーヒーは好みがあるけれど日本茶はとりあえずみんな飲むから手土産にぴったりだよね」と個人的にも気になっていたので本店に行けて良かったです♩
横浜や東京にも「日本のお茶」のカフェがたくさんできていて、色々回ってみたいなと思いました。
日本映画発祥の地「京都市立立誠小学校」
一保堂を出た後は、行きたかった小学校の職員室がカフェになっている「TRAVELING COFFEE」へ。小学校自体は明治2年、その後昭和に入ってすぐコンクリート造りになったそうです。日本映画の発祥の地にもなっていて、小学校の雰囲気もほんと素敵なんだけれど改装・改築が決まっていて直前、きっと最後のチャンスだなと思って訪問。
この日はほかの京都のコーヒー屋さんも集まるイベントと重なってそれも楽しみなんだけれどとりあえずまだ準備中で入れなかったので、ちらっとみて後で来れたら来ようと先を急ぎます。
改築も出来るだけ残すと言うことですがどうもホテルができたりでかなり変わってしまうのではないかと思います。私も小学校は閉校、中学も今年取り壊し建て替えが決まり、高校は校舎は残っていますが名前が変わってしまいました。思い出やそこで気づいた縁は今でも消えてないけどやっぱり思い出の場所が消えるのはさびしいなあとおもいます。
この小学校の卒業性の数はどれだけだろうと思いを馳せるとちょっと切ないなあと思いました。
夕方体力限界の中戻ってきて雰囲気だけ楽しんだのでまた後でその続きは書きたいと思います。
次は、京都のしっとりしたモードは一転!
ミーハー全開のレポと大人気のカフェのお話です。
またテクテク歩いて今度は、佐々木蔵之介さんのご実家の「佐々木酒造」とだしまきサンド目当てのお客さんがたえない「ノットカフェ」に向かいます。
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