京都貴船神社は「恋と縁」超強力パワースポット。縁結びの神さま 京都女子旅(03/10)

京都旅レポート第3弾は…朝食喜心で朝ごはんを食べて、比叡電鉄に乗って鞍馬駅で降り、鞍馬寺~本殿~奥の院をまわって貴船にいよいよ降りてきました。前の投稿にもかきましたが、このコースは貴船から鞍馬でも逆の鞍馬から貴船でも行くことができます。

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でも私個人の体感としては「鞍馬から貴船」で正解だったなと思っています。前半、見所が多く後半登山モードで最後は長い下りの階段です。逆だったらこの階段をひたすらあがるのはキツかっただろうなと。では、無事に山越えをしてから貴船神社に向かうあたりから旅行記を再開したいと思います。

京都貴船神社は「恋と縁」超強力パワースポット。縁結びの神さま 京都女子旅(03)

京都の中でも縁結びのパワースポットとしても最強ではないかといわれている貴船神社で若い女性やカップルで賑わっています。恋の叶う神社と人気の縁結び神社ですが、実は、縁結び以外にも丑の刻参り発祥の地なんだとか…本宮・中宮・奥宮と3つの社殿があり一番恋に効くのは和泉式部が願いをかなえた中宮だそうです。帰ってきてからまだまだ見所があったことを知って少し心残りなのですが、最終バスの時間や山越えの疲れなどあったのでこれが限界でした。今度機会があったら貴船神社をもっとゆっくりゆっくり資料などを片手に巡って見たいなと思いました。

全国に約500社ある貴船神社の総本宮です。

鴨川の水源地、水の供給を司る神様が祀られています。

これが、一目見たいと思っていた景色!やっぱり雪が積もってたらよかったな〜。それか夜だったらよかったなー。新緑も綺麗だろうなーと。規模は思ってたより小さかったけど、赤と苔の緑のコントラストがとても美しかったです。

絵馬はこの貴船神社が発祥と言われています。

合格祈願に縁結びに健康…今では日本のいろんな神社で当たり前のように見かける絵馬です。この「絵馬」の発祥の地と言われているのがこの「貴船神社」なんだそうです。平安時代雨乞い儀式に、雨を願う時は黒い馬を、晴れを願う時には白い馬を実際に奉納していたそうですがそれが生きた馬ではなく板に書かれた馬になって今の絵馬になったそうです。

雨乞いの黒馬 雨止みの白馬

貴船神社の本宮には黒と白の馬の銅像が祀られています。貴船の神様の御神霊込められているとされています。馬は神様の乗り物として神聖な生き物とされていたのに、その馬を奉納しちゃうなんて残酷だ…と思いましたが、もしかしたら雨の神様、お天気の神様を迎えに馬を送っていたのかななんて思ったり。

貴船神社名物の「水占い」

おみくじの類はあまりしないのですが、水の神様を祀っている貴船神社ならでは「水占い」というのがあります。海外からの旅行客にもわかるように英語でも説明がされていて一目瞭然。おみくじをひいてそれを川に入れると文字が浮き上がる仕組みになっています。さらにQRコードまでついていてスマホをかざすと、日本語以外の英語や中国語、韓国語で翻訳されています。日本人でもむずかしい書き方がされているときがあるので便利ですね。

そしてわたしは末吉。旅先でひいたおみくじが「旅行 控えるべし」とか。願望も「他人に妨げられる恐れがある」とか。商売運もあまり…。和泉式部が夫の愛を取り戻したほどの恋愛の神様に「何事も慎め」といわれたり…もやっとする内容もありましたが、韓国語の勉強をしているわたし、5年以上習っていていますが「そろそろわたしのアタマではこれが限界かも?短期留学とかしないかぎり」なんてモヤモヤしていたので「安心して勉強すべし」とかかれていて浮上しました。いいことだけ信じることにします。

中宮は別名「結社(ゆいのやしろ)」ここが縁結び最強の宮

縁結びの神様、磐長姫(いわながひめ)が祀られています。妹と一緒についでのように嫁いだもの容姿があまり良くないため返されてしまったというなんとも気の毒な方です。自分のような思いをする人がいないようにと自ら縁結びの神さまになったというお話が。すごくすごく心の美しい方だったんですね。
ぜひ成就させてたい縁がある方は参拝されることをおすすめします。

貴船中宮 恋の宮 男女を結ぶ神 遠く都のはじめより 結社とたたえけり

縁結びというと男女の仲を願うことが多いと思いますが、男女の縁はもちろん人と人の縁全体に良い縁を願うことができます。
わたしは血縁が少ない分沢山の血の繋がりではない「縁」に助けられ守られているなと日々思うので、わたしの周りにある素敵な縁がずっと続くことを祈りました。
また、ちょうど、わたしの大切な友人に素敵な出会いがあったのでこれが将来に続く縁になればいいなーなんて。(横浜に戻ってきてから二人がお付き合いを始めたと聞きました♩)

「恋の宮 男女を結ぶ神 遠く都のはじめより 結社とたたえけり」
と和泉式部が夫の心変わりを悩み貴船神社に参拝に来た時に読んだ歌が残されています。

杉と楓がくっついた「連理の杉」

杉と楓がくっついて一緒になった珍しい姿。男女や夫婦のように仲睦まじく寄り添った御神木は杉と楓が和合したのもので、非常に珍しいそうです。

和泉式部が身を清めた川 思ひ川

和泉式部が参拝した時にここで身を清めたそうです。とても小さな川でした。

本宮 結社 奥宮 を結ぶ道は「恋の道」だそうです。

川沿いの参道は「恋の道」と呼ばれているそうですよ。
秋になると紅葉がとても美しく灯籠でライトアップもされ一層趣があるそうです。ほんと、どこを写真に収めても絵になりますね。

ひっそりとした風情ある奥宮 強力スポット 「丑の刻参り」発祥の地だとか

通常は本宮、中宮、奧宮の順で回る方が多いそうですが、もしもうまくいかない理由が悪縁の場合は、本宮のあとに先にこの奧宮で悪縁切りをしたあとに中宮で縁結びをお願いするのがいいんだそうです。この奧宮ですが華やかさはなく厳かで空気が違う気がします。本宮と違い人の気配も少なくひっそりとしています。貴船神社の奧宮が悪縁切りを願う宮であると同時に、「丑の刻参り」の発祥の地でもあるそうです。今でもこの奧宮の辺りでは「呪の藁人形」が発見されることがあるのだとか。

丑の刻参りは、相手を呪う強い念ですがその分自分へも帰ってくると言われている深い参り方です。それほどの恨みを誰かに抱くのは恐ろしいですね。
奧宮は、勝負運、悪縁切りに大変ご利益があるのは確かだそうです。悪縁を遠ざけるようにお願いするくらいにしておいたほうが良さそうですよね。

貴船~貴船口はバスが便利です。最終バスが早いので注意してください。

貴船神社から比叡電鉄「貴船口」まではバスが便利です。バスの便は夏は割とありますが冬は本数もぐっと減り、最終バスも早いのでお気をつけください。

先にバスの時刻表はチェックしておいて計画を立てたほうがいいですね。
雪の日限定ライトアップの時は特別バスが運行されるようです。貴船に泊まる方は良いですが(雰囲気が良かったのでいつか泊まってみたいなと)市内に戻る方はバスに乗り遅れるとかなりの距離をそれも山道を歩かねばなりません。
たまたま、今回調べていたら終バスを乗り過ごした方のSNS投稿を見ましたが、暗くて寒くて怖かくて泣きそうだったというのを見ました。ついつい、見どころが多くてもう少し待てば雪の日のライトアップは無理でも通常のライトアップが見れるかもと思いましたがそれを思い出すと「いやいや…戻ろう」と思いバス停に急ぎました。
バスはSuicaなどの交通カードが使えます。

無事にバスに乗り込み、また比叡電鉄に乗り市内へ。
ちょっと疲れていますが、京都に夜いるというのは初めてなのでチェックインを伸ばしてもらうように電話を入れてウロウロとすることにしました。

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