水木しげる記念館とねずみ男パン/父娘鳥取島根旅行No.03
に続きまして、このたびの大きな目的「水木しげる記念館」へ。
父は前にも一度来ているんですが、さすがに恥ずかしくさらっと見ただけで記念館の前にいた砂掛けばばあさんと写真も撮れず「もう一回行きたい」と言っていました。
前回もどこかで書きましたが、リアルに水木しげるの漫画を神戸の下町で貸本屋さんにお小遣いを握りしめて借りに行ってた、紙芝居も見ていた父。
私もそんな父の影響でゲゲゲの鬼太郎というより妖怪とかが実は好きで・・・「いたらいいな」と思っている側なので楽しみ!
この旅の最大のミッションは「記念館のまえでキャラクターと写真を撮る(できたらねずみ男さん希望」でした。
水木しげる記念館
一つ前の記事のおそば屋さんから細い道をたどっていくと目の前に。
何とも昭和な雰囲気がたまりません!
もし行かれるなら早い時間のほうがいいですよ。
絶対に!
午後になると観光バスやら団体の方がたくさんいてじっくり心行くまで浸れません。
いた!!!!
ねずみ男さんだ!
最初は座っていたのですが、3人で撮りたいというと、突然勢いよく立ち上がってギュっと。
こんな仲良しキャラだったっけ?というくらいねずみ男さん優しかったです。
フレンドリーでした。
どのキャラクターがいつここに現れるかは公表されていません。
私…ネットでみて絶対ねずみ男さんがいいと思ってたんですよ。
ほかのキャラクターもかわいいけれど一番アニメそのものの違和感なしだったから。
顔かくしてますが親子でにんまりしてます。
写真を撮ってくれたのは私たちの前に来ていた男性二人連れの方だったんですが、動くの知らなかったようで立ち上がったらびっくりされていました。
動くし歩くし、ロードを散歩してるときもあるそうですよ。
もう・・・写真一緒にとっちゃったから、記念館でもねずみ男さんばっかり写真にとるワタシ・・・・。
それを見て笑う父。
記念館の中も写真が撮れるスポットがたくさんあってたくさん撮ったのですがそれは行かれた方のお楽しみに。
撮影禁止もたくさんありますよ。
ご注意を。
時間足りませんでした。
後ろに団体の方がいたのですがいらっしゃらなかったら漫画座って読んでたと思います。
水木しげる先生を知っても知らなくても楽しめる記念館でした。
ドラマ「ゲゲゲの女房」でエピソードとしては知っていましたが、水木せんせいが戦時中ジャングルでぬりかべに助けられた話や、ドラマで最後の最後にベトベトさんが出てくる話とか、見るものもたくさんありますが、「読む」ものもたくさんでした。
水木家のごはんレシピとか。
もう一回行きたいくらい。
記念館を出てもそこらじゅうに妖怪ワールドが。
全部が水木プロが公認なので完成度もすごいです。
カフェやお土産屋さんのある休憩所、「ゲゲゲの妖怪楽園」
いったん木綿のフォトスポット。
フォトスポットもたくさんあって「ここにカメラおいたらベストポジション」みたいなカメラ置場もあるので順番に取っていくのも楽しいです。
いったん木綿の机・・簡単そう。笑
こちらは手が込んだねずみ男さん。
子なきじじいさんに。
目玉おやじさん。
真ん中の橋にいる鬼太郎と目玉おやじさん。
駅前には原稿を書く先生と妖怪たち。
こんな風に見守ってたのかもと思うとわくわくしてしまいます。
戦時中ジャングルで先生を通せんぼして海に落ちるのを助けたぬりかべさん。
猫娘さん。
砂掛けばばあさん。
もう・・きりがないんですがすごい大量にいます。
全部一つ一つのせてご紹介したいくらいですが何となく引かれてしまいそうなのでこの辺でやめておきます。
メジャーなものからそうじゃないものまで、かわいい妖怪から怖い妖怪まで。お目当ての妖怪がいる方は最初にどこらへんにいるかチェックしておくといいかもしれません。
http://www.sakaiminato.net/c817/roadmap/map/
↑このマップで妖怪ブロンズ像の場所がわかりますー。
満喫して(3時間くらいいました)車に戻って「あ!!!!!猫娘とってない!あずきあらいもいない!」と通らなかった道にまた撮りに戻ったくらいです。
「もうええやろ」と言われるかと思いましたが
「それは撮らないとあかんやろ!」
と回れ右してくれた父にも驚き、感覚が同じこと、そして楽しいんだなーとうれしくなりました。
神戸ベーカリーの妖怪パンはリアルすぎる・・
散歩の途中で見つけた鬼太郎パン。
数を買うともらえる袋に惹かれましたがまだまだ旅は長く食べきれないのでどれか一つだけにしようと思ったんですが
怖いです・・・わかるのもいれば、ねずみ男さんの横怖い。
子なきじじいさんらしいです。
猫娘も怖い。
鬼太郎・・・・怖い。
キモカワを通り越していますがそれもまた楽し・・・。
選んだのはねずみ男さん。
妖怪たちの噴水の前でパチリ。
目玉のおやじさんの目玉でできた街頭をバックにパチリ。
中はクリームパン、外側はメロンパンの生地。
実際に選ぶとどの子も個性的で一番かわいらしいねずみ男さんを選んできましたがいかがでしょうか?
好きな人にはたまらない水木しげるロードでした。
きっとこういうのは好きな人とそうじゃない人とのテンションの差がかなり出ると思うので好きな人同士、もしくは一人でのんびり散策する方がいいと思います。想像してたよりずっとずっとその世界に浸れました。
怖い鬼太郎で育った父と、かわいいアニメの鬼太郎で育った娘。
一緒に楽しめました。
ディズニーやトトロも、ポケモンGOも一緒です。
子供よりいい大人のほうが「アニメの世界にいる自分」「あのキャラクターが目の前にいる」ことにはテンションが上がってしまうのです。