樹齢千年のオリーブの木とオリーブオイルについて学ぶin小豆島ヘルシーランド[オリーブを五感で楽しむ香川・小豆島の旅(3/10)]
小豆島オリーブ園で日本最古のオリーブ原木を見ました。[オリーブを五感で楽しむ香川・小豆島の旅(2/10)]の後はまた少し場所を移動して今度は小豆島ヘルシーランドさんへ伺って、日本で唯一の樹齢1000年のオリーブの木を堪能して、そのあとは「学ぶオリーブオイル」の時間です。案内していただけるのは、ヘルシーランドの取締役副社長、柳生忠勝さんです。広大な土地でいまだ増えるオリーブの森の中で「オリーブの森」さらに目指すと語られいて、園内にはたくさんの樹木や点々とおうちもたっていて、「ここに住んだら、小さなことなんてどうでもよくなりそう」と思える素敵な場所でした。
樹齢1000年って・・想像がつきません。
樹齢千年のオリーブの木とオリーブオイルについて学ぶin小豆島ヘルシーランド[オリーブを五感で楽しむ香川・小豆島の旅(3/10)]
丘の上にドーンと構えるこれが樹齢1000年のオリーブの大木 眼下に広がる海、一日に4時間だけ島とつながるエンジェルロードも見えます。2008年に放映された「ラブレター」というドラマので使われたりもしたそうですが、韓国ドラマでも使われたので思わず私は静かに興奮してしまいました。先ほどの魔女の宅急便のパン屋さんといい、小豆島にはたくさんのロケに使われた場所があるのでそれだけ美しい島、絵になる島ということですね。
樹齢千年のオリーブの木はスペインからやってきました。
ほんとに大きな大木で、数人で手をつないでやっとの位の大木です。神々しささえ感じられますが、海外には3000年とかもあるそうで・・すごい生命力ですね。
この場所のこのオリーブの木ですが、、希代の園芸家・プラントハンター西畠清順さんによってこの地に植えられました。背丈を低くしたり、1か月以上もかかってこの地に運ばれてきて今はしっかりと根を張り、この地でもオリーブの実をつけています。
東日本大震災が起こった翌日2011年3月12日に日本中が不安に包まれている中たくさんの方の愛情と技術に守られこの地にやってきた大木です。
私も阪神大震災で、故郷を離れました。芦屋から出ることなんて考えてもなかった人生。そして今は横浜にいます。東日本大震災でもたくさんの方が、もちろんほかの災害でもたくさんの方が「自分の意思ではなくある日突然故郷を離れる」ことを経験していると思います。
勝手な自分の解釈ですが、私もまだどこで根を下ろすかわかりませんが、これからの人生、こんな風にどこに行っても、堂々とわたしらしく根を張っていけたらいいなと思ってしばらく眺めていました。スペインから日本に引っ越してきたオリーブ、これからもこの地で根を張ってたくさんの方を見守っていくんだろうなと思いました。
オリーブオイルのテイスティング経験
ヘルシーランドさんは、化粧品にオイルを使った製品、食用のオイルと幅広く展開されています。
オリーブオイルって飲んでもいいし、体につけてもいいし、私の生活にもなくてはならないものです。いただいたオイルも伸びがよく愛用させていただいています。
オリーブオイルのテイスティングは、手の温度で少しひと肌に温めてから・・・・これ、ほんとこんなに違うのか?と思うほど香りが引き出されます。
なかなかお店の試飲では難しいですが、自宅でいくつかオリーブオイルをお持ちの方で丸めの器がある方が試してみていただきたいです。
もあります。
食用から美容、健康食品まで全身でオリーブオイルの良さと力を取り込めるラインナップです。
現在無料サンプルや最初の方限定のお試しセットもあるそうなのでぜひぜひ気になった方が試してみてくださいね。
樹齢千年のオリーヴ大樹は一般の方も見学可能です。
「2016年3月15日の5周年セレモニーをもって、樹齢千年のオリーヴ大樹は公式に一般公開となり、日曜・祝祭日を含み、どなたでも事前のお申込みを頂かずにご見学頂けるようになりました。」とのことです。当日もタクシーで訪れる観光客の方がたくさんいらしていましたよ。