大角玉屋銀座店限定の「銀座特選いちご豆大福」をもう一回食べたい!

2010-02-03_20-30-14

私の物心ついた時には、世のなかに「いちご大福」という食べ物はありませんでした。
私は、子供のころ和菓子嫌いだったんですよね。食べてはいたけれど、食後にでてくるとプリンやケーキのほうがいいなと思っていました。それでも覚えているのがいちご大福が来たときの衝撃。

小学校高学年か中学校か・・忘れましたがとにかくまだ「子供」時代ですが、地元に山手商店街というのがあって、(今は山手サンモール商店街です)そこの和菓子屋さんがいちご大福なるものを発売して、ちょっとした伝言ゲームのようになっていました。子供も大人も。

ねえねえ。。あれ食べた?

あれでしょ?イチゴの大福でしょ?

そうそう!あれどうなんだろうねえー。

なんて会話が、親の間でも、子供同士でももちきりになったような気がします。食いしん坊が多かった私の周りだけかもしれませんが、でも母と買いにいった時、お店の表に「いちご大福」の手書きのポスターが貼ってあったのにおばちゃんが「ごめんねえ。。今日もう売り切れちゃった」といっていたので、街中でちょっとした騒ぎになってたのかもしれませんね?。

初めて食べたいちご大福は、それまで全く大福に興味がなかった私が「いちご入ったやつなら食べたい」とかいってたくらい画期的な大福でしたね。果物って・・・甘いもの食べた後に食べたら酸っぱいのに、あえてそれを甘いあんことコラボしちゃったいちご大福。口の中で一緒になるとさわやかで。その時は邪道だ!とか思ってた人もきっといるだろうけれど、今はしっかり和菓子屋さんの顔になってますよね。

大角玉屋 銀座店限定の「銀座特選いちご豆大福」

で・・・その一世を風靡したあと、当たり前のように売られるようになったいちご大福ですが、元祖は、このお店だったって知ったのは数年前です。角屋玉屋さんです。なんて言いきると、ネットですので、「いや・・違う!元祖はあっちだ」みたいな論争になるのはよくあることですが。

(後述の津市とらやの主張によれば)昭和60年頃に生まれた、新しい和菓子である。「元祖」を名乗る和菓子屋が複数乱立し、正確な始まりはわかっていない。

元祖を名乗る店は、東京都新宿区住吉町(大角玉屋「いちご豆大福」)、群馬県前橋市(金内屋)、三重県津市(とらや本家)、三重県伊賀市(欣榮堂)、滋賀県大津市(松田常盤堂)、岡山県倉敷市(甘月堂)など全国各地に点在する。

いちご大福の製造法の特許を保有しているのは、「大角玉屋」である[1]。

元祖を名乗る津市「とらや本家」は、「製法が外部に流出するのを恐れて特許などの申請を行わなかった」と主張している。

いちご大福 – Wikipedia

ということで・・・まあ、よくある話で、私にはどこがどうとは分かりませんがそういうことです。

アイデアというものは時として同時にいろんな方が発見することもあるだろうとおもうし、私の母は、焼きそばをオムレツの中に入れて「すごい発見、すっごいおいしい組み合わせ」と喜こんでたんですが、フードコートなどで(母はそういうところにはほとんどいったことがなかったので)知っていた父や生徒さんたちはそのキラキラした笑顔になにも言えず、私がふとそれを出してくれた母にある日「あ!オムそばだ!前パパとダイエーの下で食べたよね」と言ってしまったエピソードがあります。笑

というわけで・・・そういうわけです。

大角玉屋 銀座店限定の「銀座特選いちご豆大福」

すごい長い前置きになりましたが、買ってきたのは、ただの大角玉屋さんの苺大福じゃありませんよ。銀座店限定の「銀座特選いちご豆大福」です。

普通の苺豆大福もありました。値段が普通のは、230円こっちは330円。
違うので何が違うかきいたところ、銀座店一日50個限定で材料もこだわって最高のものを使っているんだそう。期間も5月かくらいまでだそうですよ。
そういわれると、こっちを選ぶしかないでしょう?というわけで、食べたんですが、ほんと全然違う。一緒に買ったチーズ大福のお餅部分やあんことも比べたんですが全く別物です。

お餅は手で持つとなかのあんこの重みで歪むほど柔らかく伸びもよく、中の豆も塩気がちょうどよくて、粒あんは、すっきりしてみずみずしく苺は大きいし、甘いし・・・・。普通の苺大福と比べたらもっと違いがわかったかも。

餅・・・幻のもち米と呼ばれている希少な滋賀県の羽二重もち米
小豆・・・京都丹波大納言
苺・・・旬の最高級の苺
水・・・名水三国連峰「吟水」

だそうです。

食べただんなさんは「俺はずっとこっちでいいよ。特選で。3個くらい食べれる」といってました。毎年楽しみにされている方もいるそうですよ。もう一回これ食べたいです!今度銀座に行ったら一番にいかなくっちゃ!
本当は日本茶やほうじ茶があうと思うんですがなかったので、つぶまるで合わせましたが、香ばしさがよく合いました。

和菓子屋やさんってちょっとお店の方がひんやり・・なところも銘店になるとあるのですが、こちらは、何度か行きましたが、お店の方がいつも笑顔かつ丁寧で、今回は包んでもらっている間、他のお客さんもいなかったので店の中でみたらしだんごを1本いわゆる・・買い食い?も笑顔で「よくされる方いますよ!美味しいでしょう?ティッシュどうぞ!」と対応してくれたし、気持ちの良いお店です。その日当日が賞味期限なのでお取り寄せはできないのですが、是非銀座へ行くことがあればお土産にどうでしょう?すっきりしてるので、普段あんこ系を食べたい方もきっとさわやかに食べられると思いますよ?

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  • お店:和菓子処 大角玉屋 銀座店
  • 住所:東京都中央区銀座西3-1 銀座インズ1 1F
  • 最寄駅:JR有楽町駅 東京メトロ銀座駅 有楽町駅から164m
  • 電話番号:03-3563-1535
  • 営業時間:10:00~20:00 日曜営業
  • お休み:元旦
  • 詳細:和菓子処 大角玉屋 銀座店
東京都中央区銀座西3-1
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