【手土産探しの方法】同じ味覚環境の人がえらんだ手土産なら失敗が少ないかもしれません。

手土産を持っていかなければならない時って結構あるともうんですよね。この年代になると。
ひと口で手土産といっても、デパートで少しきっちりした格好で「熨斗お願いします!」と言って包んでもらうものから、
友達に「これあげる?」といって気軽に渡すものや、目的も、用途も様々で、持っていく相手によってもいろいろで頭を悩ますことも多いんですよね・・・
今回の話は、たくさんあるお土産さがしの失敗がすくないかな?とおもう一つのツール。自分の味覚に似てる人が書いてるだろうという雑誌です。

どうやって手土産を探すか・・・・・・

出向くときにデパートによって行くのもいいし。前もって買っておくとか?色々手段があると思いますが、もし・・・手土産を選ぶということを楽しむなら前もって色々お取り寄せをためしにしてみたり。キョロキョロ街をあるいてみたり・・
その中のおすすめアイテムの一つが、雑誌だったりしますが、その中でもおすすめなのが地域の雑誌やムックです。

私がよく最近言葉にしたりすることで、自分にも言い聞かせてるんですが

手土産の主役は「気持ち」

であること。

その気持ちをうまーく伝えてくれるアイテムが「手土産」だと思います。「ただいま!」とか「楽しかったよ!」とか「ありがとう!」とか
いろんな気持ちに対応できるように、いろんな情報を私はいつもアンテナを立てています。そしてその手土産はある意味自分を表わすものだと思います。

たとえば・・・私は関西人なので関西発の本や雑誌

たくさんの本・雑誌の中でいざ!と思っても選べませんよね・・
それでさっとえらべて失敗しなければそんな本もいらない手土産の達人さんだと思います。

私は関東に住む関西人です。
台所も私の天下なので関東人だんなさんも関西の味になってしまいました。東京はたくさん美味しいものがあるし、食の宝庫ですが、美味しいとかまずいとかではなく「私には合わない味」がたくさんあることも事実です。

ココだけの話ですが、だんなさんのお母さんに、つれていってもらった初めての下町浅草で名物の天丼を前に「なんで・・・醤油かかってるんだろう?っていうかなんか漬けてる?なんで天ぷらがカリ!サク!じゃないんだろう?」とどうしても受け入れられず半分くらいでギフアップしたことがあります。8年もこっちにすんでいるのでもしかしたら今食べたら「うま!」と思うのかもしれません。たぶん。すごい行列にならんでその間で「これだけ並んだんだからどれだけ美味しい揚げたてのサクサクの天丼が食べられるんだろう?」っておもっちゃったんですよね。

それは、東京の味がどうとか関西の味がどうとかではなく文化の違いです。
東京で日本一と呼ばれる焼き菓子のお店に行きましたが、私の口にはやっぱり「キラキラした豪華なケーキは東京。でも焼き菓子は神戸の方が好きだな。」という風に映ってしまいました。これも味覚の違いです。

これは、京阪神エルマガジン社さんから出てる、Meetsの別冊編です。

手みやげを買いに―わざわざ、が楽しい東京の手みやげ。 (えるまがMOOK ミーツ・リージョナル別冊 東京篇)
手みやげを買いに 関西篇―贈って楽しい、もらって幸せ (えるまがMOOK ミーツ・リージョナル別冊)

みての通り中は手土産の紹介がされている本なんですが、このシリーズはたくさんあって、「東京ひとりめし」とか「東京サク飲み」とか関西人が関西人の味覚でたぶんつくられたであろう東京の本です。
というわけで、たくさん雑誌や本を読んでいますが、なんだかちょっと違う感じがして何度も何度も眺めてしまいます。私はよく関西と関東を行き来するのですが、テキトーに買って家族に「これ東京ではやってるんだよ」と渡してもイマイチな反応なときがあります。

「味が濃い・しょっぱい」とか「甘すぎる」とか・・・
特にうちの両親は、関西をはなれるどころか、ずっと同じ場所にいるし、ふだんから薄味なので余計感じるのかもしれません。あんがい無視できない味覚環境です。

もちろん。味覚の環境が同じだからといって、またそこでも全く好みが分かれてしまうことも十分にあることだと思います。
でも・・慣れない土地で、右も左もわからない場所で「お土産かわなくっちゃ。でもセンスのいいものを・・・・予算はこれくらいで・・・・」とか考えていると

もーーー。めんどくさい!

デパートのデパ地下でいいよね

とか思っちゃうと思うんですよね。(私は思います。)たいてい、その地域の銘菓ばかりをあつめたコーナーとかありますしね。
で・・・帰ってきて数日後、地元のデパートの地下にもしっかり入ってたりするのをみるとがっかりしてしまいます。
特に・・東京と大阪ってそういうの多くないですか?別の話であわてて身近にあったお店で買った江の島のお土産屋さんで買って持って帰ったものが

裏をみると「静岡の会社で作られたもの」だったりしたときは力が抜けました。人間あわてると普段立っているアンテナも鈍ります。

できることなら、手土産とともに、お店まで買いに行ったエピソードや、そこでしか買えない一品だった方がいいじゃないですか・・・
今日ご紹介のこの本は「関西⇒東京」「東京⇒関西」ですが、ほかにもまたいいのがあったら紹介したいと思います。

ちなみに私が今まで関西の友人・知人・家族に渡して喜ばれたもののなかでダントツなのが「小桜のかりんとう」です。他のかりんとうも渡しましたがここのが一番でした。知人の中にも「伯父さんがいつも東京に行ったら買ってくるよ」という声もありましたよ。
もちろんこの本にもP76に「この桜吹雪が目に入らぬか」との言葉とともに掲載されています。

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